藤井志帆・赤土浩介 展「≠not equal」■2012.10.22-11.3

■略 歴
■ 藤井 志帆 : プロフィール
 

 
1972    千葉県生まれ
1995    大阪芸術大学美術学部舞台芸術学科卒業
2002    多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻陶芸専修修了
 
【主な個展】
2011    「Part of life - 居ごこち-」      巷房 2 ・巷房 階段下 (銀座、東京)
2010    「Part of life - いつかどこかで-」  巷房 階段下 (銀座、東京)
2009    「Part of life - 記憶のかけら-」   巷房 階段下 (銀座、東京)
2008    「Part of life - 夢にみる-」      巷房 階段下 (銀座、東京)
 
【主なグループ展】
2011    「DANDANS Exhibition No.8 Hierher Dorthin - こちらへ、あちらへ -」  ドイツ文化会館 (赤坂、東京)
2011    「DANDANS Exhibition No.7 The Lounge」  銀座BVLGARI TOWER (銀座、東京)
2010    「DANDANS Exhibition No.6 DANDANS at No Man's Land」  旧フランス大使館 (広尾、東京)
2010    「TSUZUKI ART PROJECT 2010 ニュータウン+ニュータウン+ニュータウン
                  - アートでつなぐ物語のかけら -」 都筑民家園、横浜 (横浜、神奈川)
2009    「TSUZUKI ART PROJECT 2009 ニュータウンピクニック
                  - 遺跡をめぐるアート-」  都筑民家園、横浜 (横浜、神奈川)
2009    「日常のこと - 藤井志帆 長坂大紀-」  seta-shop gallery (二子玉川、東京)
2008    「都筑民家園アートプロジェクト vol.3 ニュータウン☆パラダイス - 遺跡とマンションの間で-」  都筑民家園、横浜 (横浜、神奈川)
 
【受賞歴】
2000    第36 回 神奈川県美術展 美術賞奨学会賞 受賞
2004    第40 回 神奈川県美術展 特選  受賞
 
【その他】
コレクション:株式会社INAX

 
【コメント】
やきもの作家として、具象的なモチーフを陶に置き換えインスタレーションによる作品展開を
しています。日頃は展示空間や展示テーマから感じた空気、気配、存在する(した)エピソード
等から読み解き、想像をしながら私なりの世界を作っています。

 
今回2人展では展示テーマを特に定めず、それぞれが持ったイメージや出て来た言葉をヒント
に作品を東京と奈良で作り出しました。『言葉遊び』をするようにお互いが感じ、選び取った
感覚が言葉をカタチに変え、連なっていきます。
『≠ not equal』素材も作り出す世界観も異なる2人がどんな連鎖を生んだのか、楽しんで頂
ければと思います。

 


 
■ 赤土 浩介 : プロフィール
 

 
1975    奈良生まれ
1998    大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業
2000    大阪芸術大学大学院芸術制作研究科修士課程修了
 
【主な個展】
1999    「四ツ足について考える」     ギャラリーそわか     (九条、京都)
2000    「そこなしの青にとびこむ」    日下画廊          (淀屋橋、大阪)
2001    「花が咲くのは何のため?」   ストリートギャラリー    (神戸、兵庫)
2008    「O V E R O V E R 」       ギャラリーwks       (西天満、大阪)
2009    「Logic Circuit」          ギャラリーwks       (西天満、大阪)
2011    「超合金的メカニズム」      ギャラリーwks       (西天満、大阪)
 
【主なグループ展】
1999    「グループ展」            ギャラリーうず潮        (淀屋橋、大阪)
2000    「修士作品展」            大阪府立現代美術センター (谷町四丁目、大阪)
2000    「Oneday Gallery Project」   ギャラリーそわか        (九条、京都)
2002    「西宮市展選抜展」         西宮市市民ギャラリー     (西宮、兵庫)
2006    「P&E 展」              ARTCOURT Gallery      (天満橋、大阪)
2012    「wks.祭」                ギャラリーwks          (西天満、大阪)

 
【受賞歴】
1998    芦屋市展 芦屋市教育委員会賞   受賞
1998    西宮市展 西宮市議会議長賞    受賞
1999    西宮市展 芸術文化協会賞     受賞
2000    西宮市展 優秀賞 大谷記念美術館賞 受賞

戯れ言…
 「私、学生時代漠然と人と違った生き方がしたいと思ってこの世界へと足を踏み
入れました。でも年を重ねるにつれ自分が普通の人間であると自覚しました。そし
て現在いやいややっぱり自分は普通じゃないなと思うようになりました。」
本題…

 
 2人展をするにあたってキーワード探しに靱公園をプラプラ。「木漏れ日」など
から作品をねりねり…。藤井さんにこんなんできましたけど〜っと写メを送って
ワードや気になることなどを話しして。でもやっぱり同じワードから展開させても
藤井さんは藤井さんの作品ができるし僕は僕でできる。そらそうかと納得しそうだ
けど…陶とか絵の違いじゃなくって根本的な発想が違っている。でも藤井さんの発
想や展開はなんとなく自分に遠からずで、これはまさに『ノットイコール』という
言葉がふさわしいと思った。

 
 ノットとイコール、否定と肯定が混じり合うようなせめぎ合いになればと思う。
作品について…

 
 靱公園→木漏れ日→読書→徒然→ツラツラ