2010.11.22-12.4■田中秀介展 華やかな隔たり

■略 歴

田中秀介
 
1986 和歌山に生まれる
2009 大阪芸術大学 美術学科 油画コース 卒業

 
個展
2010 「差し出る誤解」       room.A/大阪
   「平穏のむきだし」      gallery&Cafe E・R・I・+Y/奈良
   「信じがたい部分」      Gallery Den/大阪

 
グループ展
2010 「TASTING ART EXHIBITION 02」   阪急メンズ館/大阪
   「ART SAN DIEGO 2010」        Hilton hotel/サンディエゴ
   「TASTING ART EXHIBITION 01」   阪急メンズ館/大阪
2009 「S.S.S.」             Gallery Den/大阪
   「サントリー賞受賞特別展」      サントリーミュージアム天保山/大阪
   「ART Camp 2009」          Gallery Yamaguchi Kunst Bau/大阪
   「Tokyo wonder seeds 2009」    トーキョーワンダーサイト/東京
   「Acryl Award 2008 巡回展」    東京・大阪・北海道
   
受賞・入選 等

2009 第24回 ホルべインスカラシップ 奨学生 認定
2009 「ART Camp 2009」サントリー賞 受賞
2009 Tokyo Wonder seeds 2009 入選
2009 Acryl Award2008 入選



作家コメント
 
毎日全てが不確かで、一つ一つ考える暇も無く全てが押し寄せてきて、でも、そ の中ちょっとした時間が出来て、しかし、空腹。晩飯、寝る。気づくと、咀嚼中 心の生活で、働いて、あれー、今日は祝日ですか?何日ですか?となる。これが 続くと月とか見ても騒がなくなるだろう。そう生活スタイルと云うものは大胆に 常々変わるものではなくて、確認出来る状況とか場面は一定になりがちである。 思うに、やはり生活は視覚に重きを置いていて、一定のなだらかな生活上では、 衝撃的な状況、謎、緊張状態を渇望しているのに気がつく。かと言って、社がロ ケットみたいに飛ばないかな。火、固まってくれないかな。空ともうちょっと接 点もちたいな。うやうやしたもの、ぐわんとさせたいな。ありったけの土、盛り たいな。と思った所でなるわけでもなくて、これはもうとりあえず描いて視覚化 するほかない。