2013.02.25-03.09■uneasiness

■略 歴

芦谷 正人 Masato Ashitani
岩澤 有徑 Arimichi Iwasawa
大澤 辰男 Tatsuo Osawa
西川 茂 Shigeru Nishikawa

 
UNEASINESS 11 - イメージの回避 -
 
アンイージネス(UNEASINESS)は2001年から芦谷正人、岩澤有徑、大澤辰男の三人が企画、運営をしてきた展覧会です。信濃橋画廊をホームグランドとしながら。ハンガリー(ブダベスト)、韓国(テジョン市)などで発表もしてきました。また、2001年の第一回展以降と海外展を除き、第二回展からはゲスト作家を加えて発表して来ました。アンイージネスに参加する作品の共通点は平面作品であり、その見え方に視覚性のイメージからの脱却、もしくは回避が内包している点にあると考えています。ただ、アンイージネスはなんらかのイズム的な主張やムーブメントを 強く主張するのではなく、展覧会によって作品の見え方もしくは展覧会自身の在り方を捉えようとする試みなのです。二回展以降は毎回違うゲ ストに参加してもらい、同じ空間にタイプの違う作品を並べることにより、また海外の価値観の違う世界での活動により、たえず新鮮な空間を創出し続ける展覧会にしてきました。それはアンイージネスという展覧会自体が作品同様、イメージからの脱却、回避するための装置なのかもしれません。
 
信濃橋画廊が閉廊し2年ぶりの大阪での開催。11回目を迎え、これからもアンイージネスは鮮度を保ちながら回を重ねていくと思います。皆さま方にご覧いただければ幸いです。