2016.4.4−4.16■ヨシ田ナオキ

■略 歴
ヨシ田ナオキ/YOSHIDA Naoki
 
1975 日本生まれ。
1999 金沢美術工芸大学美術科彫刻専攻中退
2001 インターメディウム研究所
コンテンポラリーアートコース修了
 
個展
2014 momurag gallery京都
 
グループ展
1997 鶴来アートフェスティバル
 
現在我々地球生命は、我々地球人類の経済活動とゆう名の乱獲乱開発乱廃棄により生態系システムを破壊され、地球生命史上六回目とゆわれる大絶滅期の真っ只中にあります。
 
我々地球市民は、空気にも毒、水にも土にも毒、食べ物にも住居にも毒だらけのなかで、
金銭に隷従し、生活の為来る日も来る日も働き続け、諸々の支払いをし続け、大量消費大量廃棄の毎日をおくり続け、民族宗教考え方の違いや利益の為に戦争紛争の犠牲になり続けています。
 
この星に生まれ、ものごころつき、自らが
人間であると自覚し、認識した人類社会の
闇は、到底受け入れ難くありました。
しかし、我々は生きています。そして必ず
死にゆく身であります。
では、この世界でどう振る舞い、何を成し、何を成さぬべきなのか?
 
日本では311以降、問題と危機は噴出し眼前に迫りきました。人間は生き方を根本的に捉え直すべきではないのか。
現状から我々地球人類の未来を、
我々地球生命の未来を想像してみて下さい。
この時代に、そしてこの国に生まれ、どう生きるのか?その答えとして、自分に関わり、ただ廃棄されゆくだけのすべての物質達と共に、蹂躙され続ける我々地球市民地球生命へのレクイエムをARTで奏でる。 これが、私の生きる道であります。



4月9日(土)15:00よりギャラリーにて金亀伊織による舞踏を行います。

蹂躙されゆく生命への鎮魂歌
へのオマージュ肉体詩。

ヨシ田"ナオキとゆう一人の、現代社会における先進国日本人の
日常的な廃棄物から成る作品群は、見て見ぬ振りする私達の闇への問診票となる。

そして、この日のワタシの行為は
暗部への敬いと、闇の共有の試み。
共犯の自らの立証の試みでもある。

金亀伊織

肉体詩人・舞踏家
藤條虫丸氏主宰の複合アート集団
「The Physical Poets」所属。

森羅万象と自我の関係性を探求。
不自然な存在になってしまいがちな
人間が「自然の一部としての人間」に
立ち返る為の儀式として即興肉体詩を
吟じ、一挙手一投足の合間に人間の
可能性を求める。