2023年10月7日-10月29日 『Floating Structural Body』山本理恵子

『Floating Structural Body』
山本理恵子

 
会期:10月7日(土)- 10月29日(日)
時間:13:00 - 19:00
(最終日 -17:00)
休廊日:月・火・水
 


動植物、構造物、人物をオブジェクトにして描いてきましたが
筆の軌跡はいつも、これらが持つ意味性を横断し、覆い隠し、ときに強調しています。
 
具象であっても抽象であっても、万人がそれとわかる意味性を超えた瞬間に、どこへでも行ける状態でいられる気がします。
本展では、オブジェや植物をモチーフに、構造的な= Structural 形体= Body が浮遊=Floatingするよう
絵に導かれるままに、次の手を入れる瞬間を待ちながら描きました。
 


山本理恵子 / Rieko Yamamoto
 
1985年大阪府生まれ。
2011年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程油画修了。
 
図像同士の関係性と境界そのものに着目し、筆触により逸脱すること/留まることを繰り返しながら、図と地の共振する絵画を描く。
 
主な個展に、「Urlandschaft -原風景-」(京都岡崎蔦屋書店、MEDIA SHOP gallery2、京都、2021)、「真昼の星々」(hitoto、大阪、2019)、「空白の頁」(MORI YU GALLERY、京都、2017)、グループ展に、「ART OSAKA 2017」(ホテルグランヴィア大阪)、「THE PRINCE GALLERY TOKYO KIOICHOコミッションワーク」(プリンスギャラリー紀尾井町、東京、2016)、「アートがあればII ─ 9人のコレクターによる個人コレクションの場合」(東京オペラシティ アートギャラリー、2013)、「VOCA」(上野の森美術館、東京、2010)など。